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イギリス旅行エリアガイド

イングランドとスコットランド周遊の旅

イングランドとスコットランド周遊の旅にて湖水地方アンブルサイドの写真。

ヨーロッパ周遊の旅もいいけれど、イギリスの旅がロンドンだけで終わるのはやっぱりもったいない。
4つの国からなるイギリスには、魅力的な街や地域がたくさんあるのだから。
イギリスの旅は、大都市や世界遺産をめぐるというよりは、美しい田舎の村(カントリーサイド)を訪ねる旅が、よりイギリスらしさを感じられると人気が高い。

ロンドンから少し離れるだけで、美しい田園風景がみられるのどかなカントリーサイドが広がっている。
イギリスを代表するとても美しいカントリーサイドのコッツウォルズ地方には、メルヘンのようなかわいらしい街が点在していて、ロンドンの喧噪から抜け出してのんびり過ごしたい場所。日帰りツアーではなくて、ぜひ数日滞在するのがオススメ。
イングランド北部の湖水地方は、ピーターラビットや詩人ワーズワースの故郷としても有名。こちらも、のんびり滞在して美しい湖と緑に囲まれたオアシスで自然の恵みを楽しみたい。
そして、イギリスの中のもうひとつの国と呼ばれるスコットランドにもぜひ足を伸ばしてみよう。スコットランドの首都エジンバラをはじめとして、イギリス史において重要な歴史的建造物や古城を巡る観光地と、ネス湖など豊かな自然を満喫できる場所、両方の魅力が楽しめる。

イギリスは鉄道発祥の地なだけに、伝統もあり鉄道網も行き届いていて便利。遅れたり欠便が出たりということもないわけではないが、国内を周遊するには鉄道が便利で、旅もおもしろくなるだろう。

<イングランド>

イギリス旅行にてコッツウォルズのバイブリーの写真。イギリス コッツウォルズの田舎町バイブリー

コッツウォルズ
イギリスの美しくかわいらしい田舎町の集まる地方、コッツウォルズ。
イングランド中央部の丘陵地にひろがる豊かな緑に囲まれたコッツウォルズは、特別自然美観地域にも指定されている。
イギリスらしいのどかなカントリーサイドの村々には、古い石造りの建物が並び、わらぶきの民家やひつじの姿が見られるところもある。
ロンドンから日帰りでいくつかの町や村をまわるツアーもあるが、同じような観光客がいっぱいでカントリーサイドの良さを感じられずがっかりするかもしれない。

イギリス旅行にて牧歌的なコッツウォルズの風景の写真。イギリス 牧歌的なコッツウォルズの風景

コッツウォルズは大急ぎで回るような観光地ではない。お気に入りの村を見つけてのんびり滞在する、ゆとりのある旅が似合う。
マナーハウスという古い館を改造したホテルもいくつかあるので泊まってみるとおもしろい。まるで休暇に来ている貴族のような気分になれるだろう。
コッツウォルズの村では、「イングランドで最も美しい村」と評されたバイブリーがいちばん人気。

バース
ローマ時代に天然温泉の街として栄えた町、バース。その名が、お風呂(バス)の語源になったことでも有名。
18世紀には上流階級の人々が集う高級リゾート地になり、現在でもイギリス有数の観光地。この地域で採れるハチミツ色の石材で建てられた建物が美しく、ジョージ王朝時代の優雅な雰囲気を今も感じることができるだろう。ローマ時代に造られた大浴場ローマン・バスや、窓が多く、内部のアーチがすばらしいバース・アビー教会などの見どころの他に、洗練された建築が多く見られる。

オックスフォード
大学都市オックスフォードは、古くから学問の町だった。「大学の中に町がある」といわれるオックスフォードの見どころは、もちろん大学。一般開放されているところもたくさんある。
最古の大学マートン・カレッジ、聖メアリー教会、大聖堂にカレッジがあるクライスト・チャーチ、700万冊もの蔵書を誇るボドリアン図書館、町の歴史が分かるオックスフォード博物館などなど、伝統と格式のある見どころが多い。現在は、世界中から多くの学生の集まる国際的な雰囲気と、歴史の重みを感じさせる大学舎がアカデミックな調和を生み出している。

ストラトフォード・アポン・エイヴォン
シェイクスピアの故郷、ストラトフォード・アポン・エイボン。
「エイボン川のほとりのストラトフォード」という小さな町だったが、偉大な劇作家シェイクスピアにより、世界中から多くの観光客の訪れる町となった。
1564年、商人の長男として生まれたウィリアム・シェイクスピアは、ロンドンで認められ活躍し、1616年に亡くなるまで、四大悲劇『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』などの傑作を残した。
ストラトフォードには、シェイクスピアの生家、彼と家族が埋葬されているホーリー・トリニティ教会、娘スザンナの家、妻となったアン・ハザウェイの家、母メアリー・アーデンの家などが見られる。シェイクスピア劇を上演する劇場も、もちろんあるのでぜひ観賞したい。

イギリス旅行にてコッツウォルズのウインダミア湖の写真。イギリス ウインダミア湖

湖水地方
ピーターラビットの舞台となる湖水地方は、渓谷沿いに小さな湖が無数に連なる美しい自然がみられる場所。
国立公園にしてされていて、古くからリゾート地として知られている。
ピーター・ラビットの作者ポターや、詩人ワーズワースが愛した地としても有名。
山岳地帯に数々の湖という景観からも分かるように、交通の便はあまりよくない。湖水地方では起点となる町を決めてのんびり連泊するのがよいだろう。湖水地方南部の玄関口となるウィンダミアとボウネス、古い街並みの残るアンブルサイド、ワーズワースゆかりの見どころが多く静かなグラスミア、湖水地方北部の玄関口ケズィックなどが、交通の便もよく宿泊施設も整っていて見どころも多いのでよいだろう。
美しい湖や見どころを周遊するツアーもたくさんある。

チェスター
イングランド北部のウエールズとの国境近くにある城塞都市、チェスター。
街の歴史は古く、ローマ時代に基礎が築かれ、中世には北方からバイキングの侵略を受けるが、当時の王は強固な城壁により撃退したという。通商都市として繁栄し、旧市街の街並みも当時の裕福さをうかがえるお屋敷が多く並んでいる。
イングランドで最も中世の面影の残る街といわれているのも納得の雰囲気。チェスターの街は城壁に囲まれた中にほとんどの見どころがあるので、歩きやすい。中世には巡礼地でもあったチェスター大聖堂、チェスター城にある軍事博物館などを見学しつつ、ぶらぶらと町歩きを楽しもう。城壁に上って、旧市街や街の外を流れる川を眺めながら歩くのも楽しい。

ヨーク
イングランド北部の代表的都市ヨークは、街の歴史がイングランドの歴史とのいわれるほど歴史の長い街でもある。1世紀にローマ人に街がつくられ、その後多くの民族の侵攻をうけ占領されるが、産業革命の以前までは、ロンドンに次ぐイングランド第2の都市として繁栄していた。
現在は、中世の街並みを残す古都として、人気の観光都市だ。城壁で囲まれたヨークの街は、さまざまな時代の見どころが多いがとても観光しやすい。
イギリス最大のゴシック建築であるヨーク・ミンスター、軒が突き出した家が並ぶシャンブルズ、城壁などを見学しながら、古い街並みをのんびり歩くのがヨークの楽しみ方。

リバプール
港町リバプールは、いわずとしれたビートルズを生んだ街。街にはビートルズゆかりの場所が数多くある。
ビートルズ発祥の地として有名な通り、マシュー・ストリートは、リバプールきっての観光スポット。ビートルズがデビューしたパブ、キャバーン・クラブもこの通りにある。歌になった通り、ペニー・レインや「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のモデルとなった孤児院ストロベリー・フィールドも、リバプールにある。ジョン・レノンが住んでいた家メンディップスと、ポール・マッカートニーが住んでいた20フォートフリン・ロードは、見学が可能。定員制のツアーのみの見学になるので、事前に予約しておくのがよいだろう。
再開発地区のアルバート・ドッグは、ビートルズの博物館をはじめ多くの博物館や美術館、ショップ、レストランのある、一大レジャー・コンプレックスだ。

イギリス旅行にてロンドンの写真。イギリス ロンドン

ロンドン
世界の中でも指折りに魅力的な大都会、ロンドン。
さまざまな時代・王朝の建物と近代的ビルが混在し、さまざまな人種・民族の人々が行き交い、さまざまな文化の融合が見られる都市だ。
街も広く、見どころはいくらでもあるので、選りすぐりの観光名所だけでも数日かかってしまう。ざっとあげるだけでも、バッキンガム宮殿の衛兵交代式、ビッグベン(国会議事堂)、ウエストミンスター寺院、タワーブリッジ、ロンドン塔など、ロンドンを代表する建造物。大英博物館、ナショナル・ギャラリー、テート・モダンなどの充実した博物館・美術館。大観覧車ロンドン・アイ、マダム・タッソーろう人形館、シャーロック・ホームズ博物館など、おもしろい見どころも多数。
すべてを見ようと欲張りすぎるより、外せないポイントを厳選して、街歩きやショッピング、ミュージカル観賞や食事も楽しもう。

<スコットランド>

スコットランド旅行にてエジンバラの写真。スコットランド エジンバラ

エジンバラ
スコットランドの首都エジンバラは、世界遺産にもなっている歴史的な古都。
丘の多い地形と、古い歴史的由緒のある建物群が重なり合って作り出す景観も、雰囲気があって美しい。
エジンバラの街は、中世の街並みの残るオールドタウンと、18世紀以降に計画的に造られたニュータウンに分かれている。
エジンバラ城、聖ジャイルズ大聖堂、スコットランド博物館、ホリルードハウス宮殿など、主な見どころはオールドタウンに集中している。ロイヤルマイルと呼ばれる、エジンバラ城からホリルードハウス宮殿へとつづく1マイルの道をメインに街歩きをしよう。エジンバラ城は要塞造りの強硬な建物で、スコットランド王即位の宝器や、即位時に王が座った運命の石などが見られる。
また、歴史あるパブでひと休みしたり、スコッチウイスキーやキルトなど、スコットランドの伝統文化に触れてみるのもおもしろいだろう。

スコットランド旅行にてネス湖の写真。スコットランド ネス湖

ネス湖
ネッシーが住むということで有名なネス湖。全長約38kmと南北に細長い形をしている美しく静かな湖だ。
このネス湖に住むといわれるネッシーの伝説は、565年この地にキリスト教布教のために訪れた聖コロンバが、村人を苦しめる怪物を神通力で追い払ったという話からはじまった。それ以来、1500年近くに渡って、何度も目撃されているネッシー。ほんとうに代々この湖に住む主なのか、人々の期待が作り上げた幻なのか。
ネス湖には、ネッシー関連のアトラクションや、ネス湖の美しい景色を一望できるアーカート城があり、一日楽しめるだろう。
観光の拠点となるのはインバネスという、スコットランド北部のハイランド地方の都の街。ネス湖から流れるネス川の河口に位置する街で、ネス湖はインバネスの南西10kmのところにある。

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